「午前零時」をキーワードにした、13人の著名作家たちによるオムニバス短編集…ときけば、ちょっと期待するものがあったんですが…
人気作家たちが片手間に小手先で参加した、大喜利みたいな出来。
そもそも「午前零時」というモチーフの使い方すら野放し状態。
今日と明日、昨日と今日の境い目という特別な時間を題材に、文学的な情感を生み出そうという試みは一切感じられず。
酷いわ、これ。
まあ、よく顔ぶれをみれば、ミステリ・ホラー・ファンタジー系の作家ばかりで、こっちの期待した方向性が間違っていたのかもしれませんが。
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- 感想投稿日 : 2019年1月6日
- 読了日 : 2010年1月25日
- 本棚登録日 : 2019年1月6日
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