「精神科救急」という聞きなれない職場に3年の長きにわたり密着取材した労作。
様々な種類の患者や、そこで働く医者や看護師たちの姿が描かれている。
精神病というのは、それこそ誰にでも襲ってくる可能性のあるものであり、世間一般で思われている以上に「身近な」病気であるということ、そして現在本当に沢山の人がこの種の病気で苦しんでいることを本書を読んで初めて知った。
身近であるにも関わらず、普段見過ごして(あるいは避けて)しまっている世界を垣間見ることができる本だと思う。
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- 感想投稿日 : 2009年1月15日
- 本棚登録日 : 2009年1月15日
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