「昔返り」という前世の記憶が蘇った者たちのお話。
前世の記憶で苦しんでいる人たちの記憶を消すことができる鎮めの巫女の力を得たアナベル。
アナベルの前に竜の力を持つ太陽王「ソール」を前世に持つ人が現れ、彼らに仕えた者たちも集っていく。
巫女が必要とされるから頑張るけれど、アナベルを誰も必要としてくれない。そういう心の葛藤は好きです。
けど、ちょっと設定面からややこしくて、キャラが薄くなってしまった感が。
いや設定は面白いと思うんですけど、見せ方というかキャラに愛着が湧かないというか。
最後は駆け足すぎて、展開に驚くというより取り残された感じでちょっと残念です。
読書状況:読み終わった
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【予】本棚除外
- 感想投稿日 : 2015年2月2日
- 読了日 : 2015年2月2日
- 本棚登録日 : 2015年2月2日
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