まず、『乙嫁語り』は『エマ』の森薫さんの新作マンガで、今回の舞台は中央ユーラシア付近と思われる土地での遊牧民の生活です。
すんごい簡単に言ってしまうと、12歳のカルルクに嫁いできた20歳という年上のアミルを巡る話です。
この物語の時代は現在よりも幼児死亡率が高く、平均寿命が短かったので、必然的に婚礼の年齢が低かったのですね。
とにかく、書き込みがすごいですし、隅々に心配りが行き届いている丁寧な作品だと思います。
絵からの心理描写が強く伝わってきますね。
資料の収集にも力を入れる作家と聞いていましたが、今回も相当力を入れていると感じました。
アンケートはがきまで楽しい。
ついでにもういっこ言うと、乙嫁語りの1巻が発売した頃、某書店に行ったら森薫先生のサイン会やってたんですよね。
別な店でもう買ってしまっていたので、参加できませんでしたが。
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- 感想投稿日 : 2010年6月25日
- 本棚登録日 : 2009年10月18日
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