ホ・オポノポノ ライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる

  • 講談社 (2011年3月1日発売)
3.84
  • (56)
  • (54)
  • (34)
  • (17)
  • (5)
本棚登録 : 587
感想 : 67
3

読む度に、わかったような、わからないような気分になりますが、素敵な本だと思いました。


目の前に起きることや、わきあがる感情は、ウニヒピリ(潜在意識)が意図的に見せようとしている記憶の一つ、という考え方。その記憶を見せてくれたことをスルーせず、拾い上げ、お礼を言う⇒今まで気がつかなかったことを詫びる⇒スルーしてきたこと、ぞんざいに扱ってきたことについて許しを乞う⇒何度ひどい態度をとっても私を信頼し、誠実でいてくれた存在に感謝する(愛しています)という流れ。

著者が母と接している時に感じる気持ちが、まさにウニヒピリが私に対して感じている気持ちかもしれない、と気がついた所が印象に残りました。どうしてわかってくれないの?なんでそこでそういうことするの?どうして人の話を聞かないの?

『ありがとう。ごめんなさい。許して下さい。愛しています。』と唱えればどうにかなる、という話ではなく、唱えることで一定の距離をとり、飲み込まれずに向き合い、モヤモヤやイライラを浄化させる一つの方法なのかな、と思いました。

全然別の本で、不安や怒りに蓋をしてなかったことにすると、どこかに無理が生じるけれど、そういった感情はじっくり聞いてやる(向き合う)と気が済む(?)ことが多い、という話があったのを思い出しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 学び・興味
感想投稿日 : 2018年4月8日
読了日 : 2018年4月8日
本棚登録日 : 2018年3月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする