仏教の成り立ちやその思想性について。また他宗教との比較なども少し。
インド仏教が主題。
仏教、キリスト教、ヒンドゥ教はそれぞれ成立した経緯がちがう。
また仏教は現実を起点とした悩みに対応する教えというのが基本であり、ドグマから導き出されるような教条的なものは存在せず、多様性に満ちあふれ、また他宗教についても排他的ではない。
個人自らのおこないを重視し、行為に関しては結果論ではなく、動機論を守る。
無我説→欲望や執着からの離脱、解放というところが目指すべきポイントであり、神からの救済というものではない。
読書状況:読み終わった
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年10月9日
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