余命わずかな人間が、1日の命と引き換えに、世界から何かを消す。
そんな悪魔との取引の中で、限られた時間をどうすごしていくのか。
チョコレートや、電話や、時計、映画が消されていく。
その中で、本当に大事なものってなんなのか、主人公は見つけていきます。
便利とか不便とか、面白い概念だなーと改めて思うし、そういう不思議なテーマと、「限られた余生」みたいなテーマを合わせたことで、自己中心的な世界描写が許されるんだなーと感じました。おもしろい。
あんまうまくいってる気がしないけど、映画も見てみますかね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年9月11日
- 読了日 : 2016年9月1日
- 本棚登録日 : 2016年9月10日
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