奇貨居くべし 黄河篇 (中公文庫 み 36-3)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年3月1日発売)
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韓魏趙斉燕楚秦の戦国の7雄のうち、当時はすでに斉が脱落。
強国秦のそれ以上の伸張を、他の6国がいかにして防ぐか、といった状態だったようだ。
キングダムでは各国の力がまだ互角であるかのように描いてあるが、本書での秦の扱いはだいぶ違う。
藺相如の勇気がほめ称えられるのは、秦の強国ぶりと無理難題があってこそなので、本書の扱いの方が正しいのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本 :小説
感想投稿日 : 2020年5月13日
読了日 : 2014年11月11日
本棚登録日 : 2020年5月13日

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