注文の多い宿泊客 (ランダムハウス講談社文庫)

  • 武田ランダムハウスジャパン (2008年7月10日発売)
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本棚登録 : 140
感想 : 24
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朝食のおいしいB&Bシリーズ。
小さなインを経営する女性が主人公の、小さな島を舞台にした事件。

・頻繁に出てくるお菓子の名前が邪魔くさい。
・小さくても宿の経営者、年齢が行っているのは仕方がない。
・登場人物の年齢発表が主人公しかなく、それのせいか、周囲の人間が
若いイメージなのに対し、主人公がかなりおばさんに思える。
・40才前なんだから、落ち着け。と言いたい。

ミステリ小説なのだから、主人公は事件に首を突っ込まなければ始まらない。

しかし、この主人公は不自然に首を突っ込んでるように見える。
警察が当てにならないとはいえ、自分の状況をもっと考えろと言いたい。
自ら進んで不振行動に走り、危ない行為をし、その結果疎まれて怪我をする。

ラストなんて、運が良いにすぎない。
そして犯人登場が唐突すぎる。
知らない人が犯人、じゃないだけマシだが、唐突に思える。

ご都合主義・・・とまでは言わないけれど、物足りなさがあった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ・サスペンス
感想投稿日 : 2009年10月21日
読了日 : 2009年10月21日
本棚登録日 : 2009年10月21日

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