主人公には苛立ちを覚えるかもしれない。
いや、覚えるだろう。
しかし、どんどん沼底へと沈んでいく主人公が、そんな沼に順応していくのが面白い。
さまざまな方法で生活費を稼ごうとするが、その過程が面白い。
側から見ている第三者だからだろう。
でも、自分も修のようにならないとも言い切れないのだから恐ろしい。
この本で知ったことが、いつか役に立つ。そんなことにならないことを望む。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月23日
- 読了日 : 2013年9月15日
- 本棚登録日 : 2020年7月31日
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