図書館から借りました
スパイ物。イギリスが舞台。
続編。(この前が「消されかけた男」)
主人公は元英国情報部の四十歳をすぎたチャーリー・マフィン。
前回、アメリカとイギリス、二カ国の情報部を手玉にとって逃げ切ったチャーリー。それから二年。
チャーリーを憎む二つの国が、彼を捜していた。
チャーリーは愛妻イーディスが止めるのも聞かずに、敬愛した上司の墓参りに行き、見つかってしまう。
そして始まる、命がけの策謀合戦、追いかけっこ。
前回の登場人物がほとんど出てくる。
追いつめられるチャーリー。
でも一番しんどいのは、イーディスだろう。
彼は生き延びる、不死身の男だから。
でも、大事なものをなくしてしまう。
結局、スパイとして生きるしかないほかなさそうなのに、彼はこれからどうして生きていくのだろう。
前回はわりと地味だったけれど、今回は金庫破り等々いろいろあって、派手。
先がわからないから、おもしろい。
これにも続きがあるらしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
冒険小説
- 感想投稿日 : 2011年5月30日
- 読了日 : 2011年5月30日
- 本棚登録日 : 2011年5月30日
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