青猫の町

著者 :
  • 新潮社 (1998年12月1日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 14
4

図書館で借りました。

 パソ系オタク小説。現代。日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞。
 システムエンジニアの主人公。友人が失踪したので、それを追いかけるうちに「青猫」というキィーワードにぶつかる。
 調べていく内に、嫌がらせを受けるようになり・・・。

 横書きなので大変読みにくい。
 最初のパソコンが核。
 友人が考えた理想的な過去。
 失踪したAに無夜は共感を覚える。
 自分の考えたとおりの過去の物語をどこかに永久に保存しておけたら、無夜も失踪するかも(笑)
 それにしても、青猫なんか特殊な意味があるんだろうか。前の受賞作にも「青猫屋」があった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現代
感想投稿日 : 2011年5月28日
読了日 : 2011年5月28日
本棚登録日 : 2011年5月28日

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