【作品紹介】
検察の強制捜査後、内部の軋轢と外圧にのたうつ大手都銀、朝日中央銀行。銀行の再生を願う北野たちミドルは、闇社会との関係を断ち切るべく立ち上がった。新執行部は株主総会を乗り切ったものの、前会長の自殺という悲劇を迎え、北野たちも動揺を隠せない。前会長からメッセージの込められた遺書を託された北野は、権力に固執する過去の呪縛の象徴、佐々木相談役に対決を挑む。闇社会との関係を排除し、行内の正常化を果たさない限り、銀行の明日はない。再生に向けて苦闘するミドルたちの姿を描く話題作、完結編。
【感想】
本作品を読むのは2度目だが、意外と覚えていないというのが最初の印象。
読み続けると何となくストーリーを思い出してくるが、1度目の感想と同じく
「なぜこんなひどい奴がメガバンクの頭首まで登りつめられるのか?」
という一言に尽きる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
企業・経済小説
- 感想投稿日 : 2015年9月15日
- 読了日 : 2015年10月23日
- 本棚登録日 : 2015年9月15日
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