呪縛(下) 金融腐蝕列島II (角川文庫 た 13-6)

著者 :
  • KADOKAWA (2000年10月25日発売)
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本棚登録 : 298
感想 : 12
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【作品紹介】
検察の強制捜査後、内部の軋轢と外圧にのたうつ大手都銀、朝日中央銀行。銀行の再生を願う北野たちミドルは、闇社会との関係を断ち切るべく立ち上がった。新執行部は株主総会を乗り切ったものの、前会長の自殺という悲劇を迎え、北野たちも動揺を隠せない。前会長からメッセージの込められた遺書を託された北野は、権力に固執する過去の呪縛の象徴、佐々木相談役に対決を挑む。闇社会との関係を排除し、行内の正常化を果たさない限り、銀行の明日はない。再生に向けて苦闘するミドルたちの姿を描く話題作、完結編。

【感想】
本作品を読むのは2度目だが、意外と覚えていないというのが最初の印象。
読み続けると何となくストーリーを思い出してくるが、1度目の感想と同じく
「なぜこんなひどい奴がメガバンクの頭首まで登りつめられるのか?」
という一言に尽きる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 企業・経済小説
感想投稿日 : 2015年9月15日
読了日 : 2015年10月23日
本棚登録日 : 2015年9月15日

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