「君は心優しきエゴイストなり」。
ある小説の台詞が想起される小学生たちの物語。そして、小学生であるがゆえに、そのエゴイズムは無邪気さ、無垢さに彩られる。
東京から田舎に越してきた小学生ヒロシが出会う数々の出来事。それはカルチャーショックから始まり、日常の風景へと転化していく。
そこで繰り広げられる少年たちの無垢なるエゴイズムは時に人を傷つけ、あるいは自分が傷ついていく。そんな青春未達の物語である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月22日
- 読了日 : 2016年12月22日
- 本棚登録日 : 2016年12月22日
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