もっと過激な内容かと予想していたが、存外たいしたことがない。本書の内容は、韓国は日本以上の格差社会、かつ自己主張が激烈な人々がいると要約可。この程度なら韓国の実情を少しウオッチしてれば判る。また、程度の差はあれ、日本も同様の傾向を歩んでいるよう。ただし、誣告や偽証事案が多いのは、二重の意味で驚き。事実面のみならず、摘発ができているという意味でだ。なお、著者は政治記者で、詐欺の実態把握やその日韓比較の稚拙さは社会部記者未経験に由来か?。アングラマネーの分析は興味深いが、ソースが表データのみなのが玉にキズ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2017年1月20日
- 読了日 : 2017年1月20日
- 本棚登録日 : 2017年1月20日
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