始まりの終わりの章。1巻で仄めかされた、小鷹の幼なじみ。それは**だったわけだが…。隣人部創設の意図、創設直後に加入してきた星奈への態度の意味も、そこはかとなく推測できるところまで物語は辿りついた。ここで、健気・可愛いとみるか、底意地の悪さを感じるかで、本作の好悪が分かれるような気がしている。いわゆる「ぼっち」のコミュの残念ぶりや、迷い・逡巡がみられるならば…。が、独占欲が強いだけで、手法があざとく「残念」とは程遠ければ、どういう印象を与えるか?。実に判りやすく例示される。著者の狙いも知りたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月21日
- 読了日 : 2017年1月21日
- 本棚登録日 : 2017年1月21日
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