◆キムタク・ヤマトを撮った人が監督だったんだなぁ。
◆「特攻」の本当の問題点、つまりそういう作戦を立案し実行せしめた上層部への目線や批評性は、本作では乏しく、特攻批判の作と見るのは明らかに片手落ちであって、本作への掛かる評価については?を付けざるを得ない。原作者の言うような反戦を機軸とする映画ではないことは明らかだ。
大体、パイロットに焦点をあわせるとそうなってしまうのだ。
◆むしろ、本作の場合、生存パイロット一人一人へのインタビューという擬似ノンフィクションのスタイルで物語を紡いだためか、「戦闘機乗り」各々のコクピット内での孤独を感じさせる演出が印象に残る。
その中でも、ガダルカナルへの洋上途派の描写にそれを強く感じさせられた。
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- 感想投稿日 : 2018年9月16日
- 読了日 : 2015年8月22日
- 本棚登録日 : 2018年8月20日
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