論語 (岩波文庫 青202-1)

制作 : 金谷治訳注 
  • 岩波書店 (1999年11月16日発売)
3.77
  • (187)
  • (151)
  • (280)
  • (19)
  • (5)
本棚登録 : 3571
感想 : 202
5

・いい意味で、思ってたよりも当たり前のことが書いてある。「他人には敬意を払おう」とか「くよくよせずに、おおらかでいよう」とか「音楽って最高!」とか。
・「上司や年上の言うことは絶対!」みたいな厳格なイメージだったけど、読んでみると意外とそんなことないな。むしろ「部下にはやさしくしましょう」って言ってるし。
・隠者に論破されそうになるところがおもしろかった。『荘子』で孔子のことが「社会的すぎる真面目な奴」として扱われてる理由がわかったよ。
・読む前と後で、孔子の印象がかなり変わった。おおらかでみんなに慕われてる学問と芸術が好きなおじいちゃんって感じの人だな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月12日
読了日 : 2023年6月12日
本棚登録日 : 2023年6月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする