気候変動とエネルギー問題 - CO2温暖化論争を超えて (中公新書 2120)

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年7月22日発売)
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感想 : 34

温暖化二酸化炭素原因説は本当か。かねてから僕の頭にある疑問です。
僕は、たかだか0.038%の大気中の二酸化炭素がそれほどの気候変動を引き起こすことを理解できずにいます。
それよりも、ヒステリックとも思えるほどの「エコ・キャンペーン」が嫌でしょうがなかった。

この本の著者は、温暖化を引き起こしている主たる要因は二酸化炭素以外にあると述べています。
例えば、宇宙線の量。
二酸化炭素濃度と気温変化がリンクしていないことも指摘しています。

2008年に開かれた洞爺湖サミットのとき、17基の原子炉の契約が成立したとか。
一体、IPCCとは何なのか。
今や地球温暖化問題すら、経済に組み込まれているのでは??
と思ってしまいます(というか、僕はそう思っているのです。その確証が欲しくてこの本を読んだのでした)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 環境
感想投稿日 : 2011年12月26日
読了日 : 2011年12月26日
本棚登録日 : 2011年12月26日

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