以下、読み終えた当時、別サイトに私が寄せていたレビューです。
まず、タイトルが粋で手にしました。
そして、『自由に生きることの「孤独」について。とらわれず、ひたすら「在る」ことの充足について。』
との裏表紙の文章に惹かれ、購入を決めました。
時折、彼女の奔放な言い様にドキリとするものの、
本書で語られる観音浄土、能、陶芸、移りゆく四季に、心奪われます。
読みながら、まだ訪れたことのない場所に思いを馳せたり、
訪れたにもかかわらず見逃していた一角を惜しんだり、とても楽しませてもらいました。
また、私の触れたことのなかった能の世界についても、
とても興味深く読み進めることができました。
ここには日本の伝統美があります。
彼女の粋な生活美を垣間見ながら、
読者である私達も、日本の美に触れることができる一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月28日
- 読了日 : 2022年8月28日
- 本棚登録日 : 2022年8月28日
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