下巻。
最後まで勉強になるなぁという本だった。
キリスト教や美術や秘密結社についてもっと知りたくなったし、普段触れることのない分野なのでこの本によって触れることが出来てよかった。
これは確かに、特にキリスト教信者にとって色々な意味で物議を醸すものだろうなと思った。信者でなくても、暗号とか隠され続けた重大なものとか、好奇心が止まらない人類共通のロマンがあるミステリー。
まさか影の首謀者がティービングだとは見抜けなかった。
ルーブル美術館に行く際には是非逆さピラミッドとその下の小さなピラミッドを見たい。
訳者付記に掲載されていた「この作品をより楽しむための参考資料」をメモとして下に記録。
【キリスト教全般について】
・「知って役立つキリスト教大研究」八木谷涼子
・「旧約聖書を知っていますか」「新約聖書を知っていますか」阿刀田高
【聖杯や騎士団にまつわる諸説について】
・「レックス・ムンディ」荒俣宏
・「レンヌ=ル=シャトーの謎ーイエスの血脈と聖杯伝説」マイケル・ベイジェント他
・「マグダラとヨハネのミステリーー2つの顔を持ったイエス」リン・ピクネット他
・「ジュール・ヴェルヌの暗号ーレンヌ=ル=シャトーの謎と秘密結社」ミシェル・ラミ
・「イエスの墓」リチャード・アンドルーズ他
【図像解釈学について】
・「イメージを読むー美術史入門」若桑みどり
・「絵画を読むーイコノロジー入門」若桑みどり
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月9日
- 読了日 : 2023年1月9日
- 本棚登録日 : 2023年1月8日
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