泣けた。佐和子と大浦くん、いい感じだな〜と思ってたら突然いなくなってしまって…
2人も、佐和子の家族も、小林ヨシコもみんな思いやりに溢れた素敵な人たち。
ひたすら気持ちが落ち込む佐和子にヨシコが不器用にかけた言葉も何だか沁みた。「恋人も友達も何とかなるよ。あんたの努力しだいで。(中略)でも家族はそういうわけにはいかないでしょう?お兄ちゃんの代わりもお父さんの代わりもあんたの力ではどうすることもできないじゃん」「もっと大事にしろって思うし、もっと甘えたらいいのにって思うよ」
中学生の恋の始まりや、高校生カップルの日常、老人ホームと交流会のための合唱練習がうまくいかないところ等、描写がとってもリアルだと思った。青春の甘酸っぱくキュンとする感じがした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月18日
- 読了日 : 2021年2月18日
- 本棚登録日 : 2021年2月18日
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