数年ぶりの再読。よしもとばななの本は、いつも読むたびぐっと来る場面が増える。
植物の好きな雫石が、山をおりて色んな人や植物に守られていくお話。
こう言ってしまうと、なんだかか弱い女の子のイメージなんだけど、そんなことはない。
好きなものに熱中し、恋愛によりかかりすぎず、近くにいる素敵な占い師、楓にもずけずけ物申す。
出来事というより、生きる力やなんかを表現するときには、とにかく言葉が尽くされている。
心洗われるお話。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月5日
- 読了日 : 2012年4月5日
- 本棚登録日 : 2012年4月5日
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