金井という大学講師を通して作者たる森鴎外の半生を追っていく作品かと思いきや、微妙に年代がズレるだけに止まらず段々と創作部分が大半を占めていく。
どこまでが半生でどこまでが創造なのか。注釈からなんとなく判断出来るが読んでいてクラクラした。自伝体小説だけあって現実と虚構が非常に曖昧でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2016年9月2日
- 読了日 : 2016年9月2日
- 本棚登録日 : 2016年9月2日
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