恐怖の谷 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

  • 光文社 (2008年1月10日発売)
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感想 : 42
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最後の長編。
個人的には長編ではやはり『バスカヴィル家の犬』が一番好きでしたが、こちらもなかなか面白かったです。

一部ではホームズが事件の謎を解き、二部では過去『恐怖の谷』で何が起きたのかが書かれている。
二部ではホームズが全く出てこないが、ハラハラするハードボイルド的な展開とどんでん返しのミステリ要素もあってこれはこれで面白い。
それにしても本当に恐ろしくて嫌な谷だ。

最後は少し切ないですが、モリアーティ教授の恐ろしさがわかるようになってていいですね。
これを読んでからまたライヘンバッハを読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: シャーロック・ホームズ関連
感想投稿日 : 2014年3月30日
読了日 : 2014年3月30日
本棚登録日 : 2014年3月30日

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