兄に憧れた弟というのは…
果たして 兄の死後も生き続けられるものか…と
まさかの2巻完結。
ゴッホの人生をなぞるように描かれると思っていたが、
全く違う展開で驚いた。
大抵の漫画は架空の物語であるが、
世間一般に知られているゴッホ自体をフィクションとし、
ノンフィクションのゴッホを描いたというと言い得て妙である。
しかしテオの感情はどちらの世界でも同じである。
自分もゴッホの人生とともにある者として、
「兄に憧れた弟」として自分の物語さえも彩る。
兄は弟の、弟は兄のソルシエだったのだろうと思う。
幼い頃から 兄さんはずっと 俺の…
俺の人生の全てだった
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
断捨離
- 感想投稿日 : 2013年11月8日
- 読了日 : 2013年11月8日
- 本棚登録日 : 2013年10月15日
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