平成2年4月に元本が出版されており(私が読んだのは文庫判)、このころはまだコンビニが今ほど多種多様な進化を遂げていなかったんだなあ、と改めてコンビ二進化のスピードの速さに驚かされた(ナンテネ)。それにしても、「全文掲載」を読んだときにも感じたが、やはりいとうせいこうの書く文章は面白い。いかにもインテリを気取ってその実インテリを小馬鹿にしたようなレトリックと、独特の脱力的な間がとてもよい。電車の中で何度か吹き出しそうになってしまった。
読書状況:読み終わった
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月15日
- 読了日 : 1997年3月13日
- 本棚登録日 : 2018年10月15日
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