黒いモスラ、バドラが出てくるところが新機軸だが、それ以外のストーリー展開は前作をかなり踏襲している。
なんとなーく最後まで観たという感じ。★3ではないが2でもない、2.5ぐらいということでおまけで3つ。
モスラが繭を張るのが国会議事堂っていうのはなにか意味があるんだろうか、あるんだろうなきっと。でも作中からは政治的なものに対する意図が特に感じられなかった。
小高恵美の扱いがどんどん低くなるのが切ない。
田中好子もせっかく出ているのにほとんど出番なかったな。ビオランテにも出てていちおうヒロイン的な役立ったけど、この作品もビオランテとつながった世界線なのか? だとしたらあの役を引き継いでいるってこと? とくにそういう感じでもなかったが。
最後の決戦はみなとみらい地区。見慣れた街だとやはり気持ちが入る。案の定ランドマークタワーは崩れ、ゴジラの頭上から落下。観覧車もモスラに持ち上げられたし、これはもうお約束なんだろうな。
最後、バドラとゴジラが海中に落下するが、それはモスラが離したから? そのあと会場をぐるっと回って鱗粉の光でで魔法陣のようなものを描いたが、あれはなに? さらにラストになっていきなり隕石が地球に接近しているって話が出てきて、地球を守るためにモスラが宇宙に飛び立っていったが、これは次作へのつなぎなの??
小林聡美が出てくるとは思わなかったが、さすがはサトちゃん、コメディエンヌっぽいエッセンスをうまくまとっていた。オープニング野別所哲也は完全にインディー・ジョーンズ(笑)。別所哲也もいい男だが、篠田三郎はやっぱりハンサム!ってかんじで年取ってもかっこいいなー。
大竹まことが敵役の不動産屋だったけど、とくに演技がどうこうというほどでもなかった。このあたりはその当時に勢いのあるタレントを使ったということなのかな。
黒部進もほんのちょい役で出てきた。シリーズ通じて同じ役者が何度も出てくるな。
小美人は双子ではなかった。
- 感想投稿日 : 2020年4月12日
- 読了日 : 2019年11月20日
- 本棚登録日 : 2020年4月12日
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