王様のレストランの経営学入門: 人が成長する組織のつくりかた

著者 :
  • 扶桑社 (1996年9月1日発売)
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とにかくみんなでやってみよう!の組織が強いことがわかった一冊
90年代のドラマ「王様のレストラン」を題材とした経営組織論の本。前半はこのドラマのあらすじがかなり詳しく書いてあり、ドラマを見たことがない人(わたしです)でもどんな話かわかった上で読み進められます。

●瀧本 哲史氏の著書に紹介されていました
瀧本氏はビジネスには「仲間」が大事という考え方です。本書でも仲間を動かし一緒に成長していく組織が強いことが説明されています。

●まずは動いてみよう
短期目標でみんなで動く。あなたの組織はできていますか?わたしの会社は・・結構分業になっているなと思います。目標を提示することがリーダーの役目。でも実際に業務を進めるのはその時々でメインが変わってもいい。瀧本氏の本でいうところの分散型組織が強いということですね。

●強力なアドバイザーに任せきりにしない
外から実績のあるアドバイザーを呼んで会社の再建や業務を任せることありますよね。このドラマでも似たようなことがあるのですが、任せきりにすると組織として強くはならないということが示唆されています。考えさせられませんか?

●今でも食べられるのかな?
ドラマで出てきた料理の説明が巻末にあります。こちらあるシェフが考案したものでそのシェフの店で注文できるそう(当時は)。 「びっくりムース」食べてみたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2022年1月16日
読了日 : 2022年1月16日
本棚登録日 : 2022年1月16日

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