あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー 単行本(ソフトカバー) – 2012/12/25
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012年12月26日発売)
ワークがあるので実際にやってみたら感想が変わってくる一冊。漫然と読む本ではありません。とはいえ、わたしは電子書籍だったのもあり、漫然と読みました。さらっとスキマ時間に電子書籍は読みたい派なんです。
本書は内容はわかるんだけど、なんか暑苦しいというか、ここまで自分ができるのかという印象でした。提案が、「本を書きたいなら書いちゃえ」みたいにスモールステップではないからかもしれません。また、質問が27個もあるので電子書籍にしてはボリューム感を感じました。
27個目の質問とあとがきは、やたら力強いのでぱっと見る方はここだけでも読んでみてはどうでしょうか?
■もっと冒険しておけばよかった
死ぬ前に多くの人が思うことだそうです。人生の終わりにある自分から今の自分を見るワークがあるのですが「小さくまとまっちゃって!!」と思うそうです。確かに。そんな気がしてきました。いつ死ぬかわからないからこそ、よくある自己啓発本の「今を全力で生きる」につながるアイデアなのかなと思いました。
本書ではこんな言葉もありました。「人生最後の日から見たら、すべての悩みは懐かしい思い出になりますP58」意識があれば振り返ったときにそう思うかもしれないと思いました。
■今日が人生最後と思って生きてみる
これも、自己啓発本でみるアイデア。確かに、いつもの朝かと思ったら最後の朝って可能性は人類全員にありますよね。そう思うと、今日だけ子供を怒らないでいられるかも?でも悲しいことに、慣れるのが人間。アイデアは素晴らしいけれども、どうモチベーションを長く保つかが一番難しいと思いました。
■今の不安を点数化
そうすると客観的に不安がどの程度か認識でき、落ち着けるそうです。確かに病院で痛みを点数化したりしますよね?不安の点数も同様のやり方です。詳しくは本書をご覧ください。
- 感想投稿日 : 2023年12月25日
- 読了日 : 2023年12月25日
- 本棚登録日 : 2023年12月25日
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