天野シロさんが人気のきっかけになった?聖剣伝説LEGEND OF MANAのコミカライズ版。
原作ではプレイヤーの分身である主人公にちゃんとした性格設定が無い為、熱血漢で心優しい(がヲタク)男主人公『トト』が時には人を救うため、ときにはキスティス先生の為にキスティス先生の為にファ・ディールを駆け巡る物語。
原作と違いハイテンションギャグでありながら、忠実に世界観と物語を表現しているので未プレイの人でもプレイ済みの人でも楽しく読めます。
ただ、あの真面目な世界が面白おかしく脚色されているのに嫌悪を抱く人にはオススメできないかも。
パロディネタや前述にも記載した通り、キスティス先生のために主人公トトは動きます。
個人的に大好きな珠魅編がちょっと盛り上がりにかけてますが、ドラゴンキラー編、エスカデ編そして、『マナ』を全5巻でまとめています。
珠魅編が盛り上がりにかけてると言うより全体的にゲーム的には必要だけど絵的にはいらないボス戦が省かれてるのが多いのかな…
ゲーム版LOM3大ストーリーの中で何故か全滅ルートができるエスカデ編。
この漫画版ではやっぱり二人は救えないものの、ゲーム版と違いハッキリと未来あるストーリーになっております。
(ゲーム版も確かに救いはあるんだけど、本当に二人の求めた結果ではないからなぁ・・・)
この単行本版とのちに発売された新装版の違うところは、まぁ当然単行本サイズで、この単行本版のみのオマケページが存在する(当然、巻ごとに違います)
全5巻ですので、表紙が異なり、カバーを外すと・・・?
5巻帯で書かれていた通り、『本気で泣けて、本気で笑える』。
そんな漫画となっております。
- 感想投稿日 : 2009年10月13日
- 読了日 : 2009年7月15日
- 本棚登録日 : 2009年7月15日
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