千利休―無言の前衛 (岩波新書 新赤版 104)

著者 :
  • 岩波書店 (1990年1月22日発売)
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本棚登録 : 603
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子どもの持っていた国語の問題集で取り上げられていた本で、ちらっと読んだら面白そうだったので借りてみた。
著者の赤瀬川さんは昭和12年生まれで、2014年に亡くなっている。戦前(太平洋戦争を基準にすると)生まれの方とは思えない、軽やかで読む者を楽しませてくれる文章だ(マンガ歴史シリーズを何冊も読んだエピソードなどかなりいい)。
茶道というと構えてしまうが、赤瀬川さん自身が素人だったので、その目線でお茶の世界に一緒に連れて行ってくれる。
1989年に出版された本なので、バブルというか日本が絶頂期にあったんだな〜感は、言葉の端々に醸し出されているけれど。2019.2.13

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2類地理・歴史
感想投稿日 : 2019年2月13日
読了日 : 2019年2月13日
本棚登録日 : 2018年12月27日

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