恩田陸さんの本は、実は「夜のピクニック」しか読んだことがなく、他の本も読みたいな…と思いつつもなかなか手が伸びずにいた。
表紙が印象的な(ドラマ化した際の津村沙世子役栗山千明さんを彷彿とさせる)文庫版の表紙。
地方の進学校の文化祭で行われる演劇発表。
そこに絡められた三年に一度割り当てられる謎の「サヨコ」の役割…。
登場する高校生たちが昭和の青春ドラマに出てきそうな雰囲気(漫画で言うと「生徒諸君!」ああ懐かしい)。
スピード感あるミステリーで、ぐいぐい読めたが、最後の方がちょっと「ん?ん?ん?」と苦しい気がしてしまった。
しかしこれがデビュー作だなんて、驚きだ。
やっぱりほかの作品も読まなくちゃ。
2021.2.17
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
913日本の小説
- 感想投稿日 : 2021年4月25日
- 読了日 : 2021年2月17日
- 本棚登録日 : 2021年2月17日
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