六番目の小夜子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2001年1月30日発売)
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本棚登録 : 17026
感想 : 1711
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恩田陸さんの本は、実は「夜のピクニック」しか読んだことがなく、他の本も読みたいな…と思いつつもなかなか手が伸びずにいた。

表紙が印象的な(ドラマ化した際の津村沙世子役栗山千明さんを彷彿とさせる)文庫版の表紙。


地方の進学校の文化祭で行われる演劇発表。
そこに絡められた三年に一度割り当てられる謎の「サヨコ」の役割…。
登場する高校生たちが昭和の青春ドラマに出てきそうな雰囲気(漫画で言うと「生徒諸君!」ああ懐かしい)。
スピード感あるミステリーで、ぐいぐい読めたが、最後の方がちょっと「ん?ん?ん?」と苦しい気がしてしまった。

しかしこれがデビュー作だなんて、驚きだ。
やっぱりほかの作品も読まなくちゃ。

2021.2.17

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 913日本の小説
感想投稿日 : 2021年4月25日
読了日 : 2021年2月17日
本棚登録日 : 2021年2月17日

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