わが友フロイス

著者 :
  • 文春ネスコ (1999年12月1日発売)
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感想 : 7
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何事にも背景というのがあり,フロイスはそれをよく記憶していた。〜リスボンの王室秘書庁で見習い書記だったフロイスが両親の反対を押し切ってイエズス会に入信し,ゴアでの修行を経て日本に来て,信長や秀吉に接近し,日本史を書き,短くまとめるためにマカオで過ごし,殉教していく伝道者を目撃し長崎で死ぬ。それを書簡の形で〜フロイスは立派な日本通で,肉を食べても鰯が懐かしく思い出される程だった。それにしてもザビエルは尊敬されていて,教皇に会った日本少年使節団から真実を知らされ動揺する姿が哀れだ。これは1983年にオール読物に掲載され,ネスコという所が発行所で,発売は文藝春秋。不思議な気がする。イトヤマの本を探していて近くにあったので借りてきた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2007年1月30日
読了日 : 2007年1月30日
本棚登録日 : 2007年1月30日

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