未来探偵アドのネジれた事件簿: タイムパラドクスイリ (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社 (2014年10月28日発売)
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本棚登録 : 174
感想 : 25
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タイムマシンを使って依頼を解決していく話。慣れるまで読み進める気力があれば楽しめます。最初、急に未来人が3人出てくるので誰が誰だかわからなくなりました。正直始めの方はつまらないと思っていましたが、伏線(?)が沢山あるので、後半になるにつれて面白くなります。話自体が面白くなるというより、パズルが組み上がるような面白さですが…。話の盛り上がりは終始一定な感じです。好き嫌いが分かれるとは思いますが、個人的には可もなく不可もなく。よく考えられてるなあと思いました。
そういえば、警察署のミーティングルームの描写、「円型の壁、円型の窓、円型の扉、円型の窓」は何故窓が2回も出てくるのか。ミスなのかわざとなのか。わざとだとしたらどんな意味があるのか。これがどうしてもわかりませんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月4日
読了日 : 2021年5月4日
本棚登録日 : 2016年8月18日

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