心霊探偵八雲 4

著者 :
  • 文芸社 (2005年11月1日発売)
3.79
  • (145)
  • (155)
  • (228)
  • (15)
  • (0)
本棚登録 : 1274
感想 : 82
4

記憶になかったが、文中の薬品名称を見た時、これは以前見たことがあると思った。にも拘わらず、今回に限っては、医者が偽物である、被害者加害者には関連がある、ということしか判らなかった。
シリーズでは初めてのことだ。
前回の記憶はどこに行ったのだろうか? それとも薬品の名称だけどこかで覚えていたのだろうか?

因みに、非常にひねくれた考え方かつ、うがった見方だろうが、問題を抱える児童に対し熱心になる教師に「それは優しさだ」との言葉が文中にあった。本来なら同意してしかるべきなのだろうが、異常な反論を覚えた。
確かに優しいのだろうが、その優しさがどこから来るのかに注目した場合、無償の、という言葉だけは使えないとは思うのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2010年8月22日
読了日 : 2010年8月22日
本棚登録日 : 2010年8月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする