時に死を考えたまえと
著者は言う。
むろん自死のことでは
ない。
時々死の地点から生を
見直してみなさいと。
あちこちで見聞きする
言説だけど、
実践した人はどれだけ
いることか。
今日と鏡写しの明日が
いつまでも続くように
錯覚するのは人間の性。
悲しいかな、
人間とはそういうもの。
でも、だからといって
考えることを放棄する
のは進歩なきこと。
自分の死を思い浮かべ
生きていることに感謝。
そして、
より良く在ろうとする。
いつもそんなことでは
しんどいけど時々はね。
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- 感想投稿日 : 2023年10月26日
- 読了日 : 2023年10月25日
- 本棚登録日 : 2023年10月25日
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