家族という病 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2015年3月25日発売)
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亡くなった父と老いた
母を思い浮かべました。

果して私は彼らの事を
どれだけ知っているの
だろうかと。

真っ正直に向き合えば、
親子って対立せざるを
得ない。

まさしくそのとおりと
思います。

単純ではないですよね。

離れて暮らしていると
心細かろう淋しかろう、

たまには親孝行しよう
と思いますが、

ではといざ帰省するや、

ほんのちょっとした癖
や相変わらずの話題に
アレルギー反応が・・・

やはり、家族の間には
日常的に微風を吹かせ
ておきたいです。

正に近すぎず遠からず
知ってるようで知らぬ
距離感。

それくらいがちょうど
よいのかもしれません。

ベッタリ依存されたり
啀み合ったりするより、

そのほうがずっと健全
かと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月25日
読了日 : 2023年8月25日
本棚登録日 : 2023年8月24日

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コメント 2件

高倉の健さんのコメント
2023/09/10

家族の間には近すぎず遠すぎずの
微風がちょうどよい」
賛同します。

私も帰省するたびに(1年に2回あるかどうかの
ことなのに)、
滞在3日目には
くたびれてウンザリしている
狭量な自分自身に気付いて
そこにウンザリしてます。

親のこういう癖が目につくとか、
あーだこーだと。

コルベットさんのコメント
2023/09/10

高倉の健さん、こんばんは。すごいわかります、その感覚。冷たいようだけど、子どもの感覚ってそういうものですよね。決して愛情が無いわけじゃないんです。

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