晴子情歌が母と息子のやり取りだったのに対してこちらは父と息子のやり取りになっている。
前作は手紙という形式をとっていたから一方通行の様な印象があった。
今作は対話しているはずなのにどこかが噛み合ないような雰囲気を醸し出していて同性同士の親子の関係の方がより根が深いものなのかもしれないとも思った。
親子といってもほぼ同じ環境下にいたことがないという特殊さもさながら、何か因縁の様な血の存在を感じるからなのだろうか…。
とりあえず政治の話はいいとして仏教の宗教観の話が特に理解するのが難し過ぎた…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年11月19日
- 読了日 : 2013年11月19日
- 本棚登録日 : 2013年11月19日
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