角田光代の原作小説を読んだのは、だいぶ昔になるんですが、、、うむ。映画観て、思いました。やっぱ俺は、角田光代の小説が好きなんだな!って事を、再認識。
この映画版も、勿論いい。良い。いいんですが、、、うーむ。あの、もう結構昔ですが、角田さんの小説版を読んだ時の感動には、及ばないなあ、というのが正直な感想でした。
この映画を見て思う感想でもないんですが、
「八日目の蝉」「ひそやかな花園」「予定日はジミー・ペイジ」あたりは、ああ、全部繋がってるなあ、ってね、角田光代作品の繋がりをシミジミと感じられたのが、なんかね、凄く嬉しかった。母性の強さと美しさと、氏より育ちを重んじる、みたいなんと、なんか、そんな角田さんの哲学みたいなんを、この映画で改めて感じられた、ような、気がする。自分の勘違いかもしれませんが。
そういう意味では、これ、この映画を見た感想としては大変にズレていると思うのですが、、、小説版「八日目の蝉」を、久々に読み返そう!ってね、思いましたね、ええ。なんじゃ、この感想は。映画の感想に、全くなっていない、、、すみません。
小池栄子は、良かったなあ。いわゆるコミュ障のオトコ経験のない女性を、極端なくらいの演技で良く表していた気がします。お、スゲエな小池栄子、って思った。ちょっと極端なくらいの演技だったと思うんですが、あのぐらいの極端さが、ええ塩梅だったと思います。
あと、永作博美は、やっぱスゲエな、って思いましたね。ちょっとなんだか、良い意味で、うーむ、ぶっ飛んでる女優さんだなあ。ってね、思いましたね。永作博美の他の作品もガンガン見てみたい。そう思わせる、なんらかのキャラは、間違いなく持っている。おっとろしい女優さんだな、って思いましたね。「人のセックスを笑うな」を見てみたいなあ、って思いましたね。
- 感想投稿日 : 2021年1月21日
- 本棚登録日 : 2021年1月21日
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