「錬金術も書物の書き手によって解釈も変わってくるので、結局行き着くところは良い心をもちましょうということになる。少年マンガのテーマとして扱うには、綺麗な心をもちましょうというのは美しい考えだと思ったんです。(…)最初に「等価交換」を提示したら、描き手としての目標はそれをどうぶっ壊すかですよね。(…)ウィンリィは錬金術師でも科学者でもない普通の人が実はいちばん真理に近かった、そんなヒロインの役割を果たしていただきました」(p.186)
荒川弘、島本和彦の箇所のみ読んだ。島本先生の『サンデー』に兄貴分的なヤング誌が存在しないのは、『サンデー』には悪いニイちゃんが存在しないから、小学館のネームはセリフの最後に「。」が入るためにどうしても上品になってしまう、という指摘はメモしておきたい。ゴルゴは「。」を避けるために語尾が「……」なのだと。
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- 感想投稿日 : 2018年3月25日
- 読了日 : 2018年3月25日
- 本棚登録日 : 2018年3月25日
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