大切な人を殺された者が、加害者に同じ目にあわせる「復讐法」
被害者家族からみたら、それはいい法律だ。と安易に思って読み進めたが…
それに立ち合う監察官や監視官はたまらない。合法の殺人、死刑の立ち合いも精神的にキツイのに、復讐法は「同じように殺す」状況を受刑者の命がなくなるまで見届けなくてはならない。
そもそも復讐を遂げる執行者も復讐したことに満足するとは限らないのだ。
すごく重いテーマなのにサラサラ読ませてしまう小林由香さんはすごいと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年12月3日
- 読了日 : 2022年12月3日
- 本棚登録日 : 2022年12月3日
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