もっとSFチックな物語かと思ったら、ただの(舞台はアカデミックだけれど)退屈なミステリーだった。
よく練ってあるストーリーだったけれど、複雑に練りすぎていて、解答を読んでも理解が追い付かない。なるほど!と思わない。鍵となる何人かのキャラの印象が弱いせいもあると思う。ここへきて新事実を出されても・・・というのもある。そのくせ探偵役の百地先生がすべてお見通しのスーパー探偵すぎてちょっと白ける。お前はコナンかよ。
それに室賀先生、なんであんなに謎めいた設定なんだ?ミスリードさせたかったのかな?
好奇心をくすぐるタイトルと舞台設定だったけれど、それをうまく生かせなかったという印象だけが残った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
パズル
- 感想投稿日 : 2015年11月22日
- 読了日 : 2015年11月22日
- 本棚登録日 : 2015年11月22日
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