HACHIという本は、映画にもなった実話のお話です。ある日、主人公の大学教授パーカーが駅で秋田犬を見つけ、飼い主が見つかるまで自宅で見ることになりました。しかし、結局家で飼われることになりHACHIと名付けられました。、パーカーが出勤するときは、HACHIも駅まで行き、帰りも迎えに行くのが日課になっていました。しかしある日、パーカーが大学で倒れ、そのまま亡くなってしまいました。それでも、帰ってこない主人を何10年も待っているという悲しく切ない物語です。
毎日同じ時間に帰ってくる人が帰ってこなくても、毎日同じ時間同じ場所に行くのは、いつか帰ってくると信じていたのかなと思います。この映画は、渋谷にいるハチ公をモデルにして、自分が死んでしまった後もいつまでも主人を待っているように駅前に作られたということを知りました。渋谷のハチ公前に行く時は、今までとは少し違った気持ちになるのかなと思います
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カテゴリ:
本50冊プロジェクト
- 感想投稿日 : 2009年10月11日
- 本棚登録日 : 2009年10月11日
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