世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫

著者 :
  • 小学館 (2006年7月6日発売)
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本棚登録 : 1915
感想 : 162
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中学校でたまたま同じクラスになった朔太郎とアキは、高校生になり互いに恋に落ちていく。しかし出会って3年目、アキは白血病にかかり、日ごとに衰弱していった…。

過去と現在が交互に書かれていて、読み終えてから悲観的にはならないのが良かった。むしろ穏やかで純粋な気持ちにさせられた。
アキの死は冒頭で明らかになっているため、朔太郎との会話がとても切なく感じた。一緒に過ごした時間ではなく、お互いの気持ちが、いかに大切かをこの本に教えられたような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本50冊プロジェクト
感想投稿日 : 2009年6月5日
読了日 : 2009年6月5日
本棚登録日 : 2009年6月5日

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