中学校でたまたま同じクラスになった朔太郎とアキは、高校生になり互いに恋に落ちていく。しかし出会って3年目、アキは白血病にかかり、日ごとに衰弱していった…。
過去と現在が交互に書かれていて、読み終えてから悲観的にはならないのが良かった。むしろ穏やかで純粋な気持ちにさせられた。
アキの死は冒頭で明らかになっているため、朔太郎との会話がとても切なく感じた。一緒に過ごした時間ではなく、お互いの気持ちが、いかに大切かをこの本に教えられたような気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本50冊プロジェクト
- 感想投稿日 : 2009年6月5日
- 読了日 : 2009年6月5日
- 本棚登録日 : 2009年6月5日
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