タイムスリップ森鴎外 タイムスリップシリーズ第1作 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年7月15日発売)
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本棚登録 : 399
感想 : 65
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何者かに襲われた晩年の森鴎外が、道玄坂の崖から転落するのを契機に21世紀にタイムスリップ。その時ぶつかったヤンキーにボコられているところを、渋谷に生息する女子高生に助けられる。スジの運びからして面白い。そして昭和2年から23年の間に現代でも読み継がれている作家が若くして亡くなっているのは、確かにヘンだと思わせる説得力がある。SFとミステリーを掛け合わせた物語に惹き込まれて、一気に読んでしまった。奥付は2005年だが、新刊では入手できず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(邦国)
感想投稿日 : 2021年11月9日
読了日 : 2021年11月9日
本棚登録日 : 2021年11月9日

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