このブグログに感想を書き始めて何ヶ月かが経ったと思う。以前感想を書いていたブログに比べるとブグログは桁違いに参加者の多いブログで、以前のブログでは誰も感想を書いていない本によく行き当たったけれども、このブログではまずそういうことはない。
参加者も多いから感想の登録も多く、自分の評価や感想との共通性や違い等も、時々チェックして、それはそれで面白い。
この「九月が永遠に続けば」というのは、このブログでの評価と自分の評価が大きく違った本だ。
評価と言っても、僕は別に書評家でもないので、小説としての「出来栄え」を評価するわけではなく、自分が面白く読めたかどうか、だけが唯一の評価基準なわけであるが。
僕自身は、今年読んだ本の中でも最高に面白かった本の中の一冊に入れられる。生々しくて不気味なストーリーと、新人なのに熟練と思える文章力で、ほとんど一気に読んでしまった。
が、このブログに登録された評価を見てみると、あまり評価が高くないのですね、この本は。
読書というのは、自分が楽しむために行う、極めて個人的な行為なので、自分が面白いと思った本に対する他人の評価は別に気にもならないのだけれども、人の好みや感想というのはそれぞれで、それはそれで、読んでいて、結構、面白かった。
僕的には是非お勧めの本なのだけれども、この本を読んで面白いと思う人は少ないですよ、とは言っておきます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2011年2nd Half
- 感想投稿日 : 2011年11月5日
- 読了日 : 2011年11月5日
- 本棚登録日 : 2011年11月5日
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コメント 1件
薔薇★魑魅魍魎さんのコメント
2011/11/05