続けて観ている三谷幸喜監督作品の6本目。
豪華な役者陣と緻密な構成と全体・細部に行き渡るユーモアという部分は、他の作品と共通している。大泉洋の羽柴秀吉、中谷美紀の寧が魅力的だ。各作品に「遊び」部分があるのも共通しているが、本作品では、「ステキな金縛り」の西田敏行演じる更科六兵衛が一瞬だけ登場するところが遊び部分。
ウィキには「清州会議」という表記で本会議のことが解説されている(なお、「清須会議」とも表記するという説明もウィキの中にはある)。本能寺の変で織田信長が自害、襲った明智光秀も討たれた後、織田家の後継者および遺領を決定することを目的に開催された会議という説明がなされている。後継者は三法師に決まったという説明もなされており、本映画は、実際の清須会議をなぞったものだ。
中谷美紀が演じるのは、映画では「寧」となっているが、「寧々(ねね)」と呼ばれていることも多いようだ。豊臣秀吉の糟糠の妻にして最高の伴侶であるとの解説がネット上ではなされている。映画でもそれを中谷美紀がうまく演じている。
断片的な感想になってしまったが、他の三谷幸喜作品同様、安心して観ることが出来、楽しめる作品。
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- 感想投稿日 : 2022年3月19日
- 読了日 : 2022年3月19日
- 本棚登録日 : 2022年3月12日
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