なんだか入り込めなかったわ。いっそ映像で見た方がぐっと来るのかもしれん。掃除機のように吸引力のあるイレーヌ。彼女に固執し翻弄される男達。野生の狐のように誰にも掴まらないわよ、特に心はね!
という流れなのかと思ったが、最後は病魔に冒されて身動き取れなくなってしまう。
そんな時に彼女の元に添い遂げるように主人公は生活を共にするが、やっぱり独りで死にたいんだろう。彼女は独りでないと、本当の意味で呼吸ができないんだ。でも世間は孤独死とか言うんだよね。ステレオタイプだけな人生はやだねえ。
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- 感想投稿日 : 2019年2月3日
- 読了日 : 2018年7月5日
- 本棚登録日 : 2018年7月5日
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