蝉しぐれ (文春文庫 ふ 1-25)

著者 :
  • 文藝春秋 (1991年7月10日発売)
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本棚登録 : 5120
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若い藩士の友情、武勇、そして恋。悲運に翻弄されながらも、己を見失わず一家の主人として、正義に従い運命を切り拓いていく様に、人間の本髄を感じた。最初から最後まで話の主題がブレることなく、伏線を少しずつ、最後は一気に回収してくれるのが良かった。
自然描写が、日本の四季をありありと感じさせてくれ、脳裏に視覚だけでなく嗅覚までも浮かび上がらせてくれた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月30日
読了日 : 2020年5月30日
本棚登録日 : 2020年5月30日

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