若い藩士の友情、武勇、そして恋。悲運に翻弄されながらも、己を見失わず一家の主人として、正義に従い運命を切り拓いていく様に、人間の本髄を感じた。最初から最後まで話の主題がブレることなく、伏線を少しずつ、最後は一気に回収してくれるのが良かった。
自然描写が、日本の四季をありありと感じさせてくれ、脳裏に視覚だけでなく嗅覚までも浮かび上がらせてくれた。
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- 感想投稿日 : 2020年5月30日
- 読了日 : 2020年5月30日
- 本棚登録日 : 2020年5月30日
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